columnコラム

北の暮らし その5 水落としの季節がくる

2023/11/22

冬、到来

こんにちは、札幌カウンセリングオフィス雪花(札幌市琴似、北区、東区、西区、白石区と、その他の区)の菅原奈緒(臨床心理士・公認心理師)です。

2023年10月17日、札幌市手稲山で初冠雪が観測されました。11月11日には地上での冠雪が観測されています。地上での冠雪は平年より10日遅く、長期予報では例年よりも積雪が早まる見込みです。
今週末には、最低気温が-となる予報で、いよいよ冬が到来といったところです。

自家用車の冬タイヤへの交換、防寒具の準備、早い方は雪かき道具の点検などされているのではないでしょうか。12月~3月という1年のうち実に4分の1。北国の冬を越えるには、様々な準備が必要です。

水道管凍結

水道管凍結】という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。北国ではなじみのある言葉です(うれしいものではないですが)。12月~2月にかけて起きやすい水道の凍結事故です。

  • 外気温が-4℃以下になるとき
  • 冬に帰省や旅行などで長期間家を空けるときや、夜寝ている長時間など、水道を使わないとき
  • 真冬日(外気温がまる一日氷点下)が続くとき

以上のようなとき、凍結しやすくなります。
水道管が凍結すると、どんなことが起きるのでしょうか?  

  • 水道から水が出なくなる
  • 水道管が破裂する(漏水も)

前者であれば、自然解凍で元通りになることもあります。水道管をドライヤーなどで温める方法もあります。ひどいときは、専門の業者さん(札幌市指定の給水装置工事事業者)に有料で解氷作業を頼まないといけない場合もあります。
後者になると、莫大な修理費用がかかります。集合住宅の場合、漏水で下の階の部屋まで水浸しになるおそれもあります。

水落としとは

家を長い期間あけず水道を使用し、夜間も暖房をつければ水道管凍結は起きにくいといわれています。
が、もっとも効果的なのは、水道管の水落とし(水抜き)です。住宅のタイプにより、仕組みと手順が異なるので、お住まいの手順に従って行います。
水洗トイレは水抜きだけでなく、便器内の水を汲みだすか、不凍液を入れておくことも必要です。

このような作業を、12月~2月の間、天気予報や自分の予定を確認しながら、必要に応じて行います。家を空けることが多い、住宅の構造によってこまめにしないといけないと、なかなか大変です。
加えて、雪かき、暖房費、交通費(夏場は自転車の場合)、防寒具。北国の冬の暮らしは、費用も手間もかかります。

コラム【冬季うつ】でも書いたように、北海道は高緯度で冬は日照不足になりやすいです。寒さや雪でストレスを感じ、外出もしにくくなります。その冬を越えるために必要なことが、またストレスを感じさせるといえるでしょう。

冬は、毎日を過ごすだけでストレスや疲れがたまりやすい季節です。雪花のカウンセリングでは、様々な内容を取り扱っています。抱えているものが、いっそう重く感じられそうなこれからの季節、その荷物の中身を整理することをしてみませんか?

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